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赤字決算とは?申告・税金・繰越欠損金と資金繰りの注意点

赤字決算とは?申告・税金・繰越欠損金と資金繰りの注意点
赤字決算

赤字決算とは、売上より費用が大きくなり、会計上の損失が発生した状態で決算を行うことです。赤字でも決算書作成、法人税申告、消費税や源泉所得税などの確認は必要です。

赤字決算は悪いことだけではありません。繰越欠損金や繰戻還付など、翌期以降の税務や資金繰りに影響する制度を確認するタイミングでもあります。

申告赤字でも申告書提出が重要
税務欠損金制度と税目を確認
資金繰り赤字原因と資金ショートを確認

赤字決算について、自社の場合はどうなるか無料で確認できます

決算月・利益の見込み・検討中の内容をお知らせいただければ、使える制度と注意すべき点を整理してご返信します。ご相談は無料です。

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目次

赤字決算とは何か

赤字決算の「赤字決算とは何か」を整理した図解

赤字決算は、損益計算書上で費用が収益を上回り、当期純損失が出る決算です。ただし、会計上の赤字と法人税上の欠損金は完全に一致するとは限りません。

税務調整により、会計上は赤字でも課税所得が出ることがあります。決算書と申告書の両方で確認することが大切です。

赤字決算を判断するときは、決算書の数字だけで結論を出さず、申告書、別表、帳簿、社内管理表を同じ流れで確認します。後から見ても根拠が追える状態にしておくことが重要です。

実務では、担当者の記憶に頼らず、確認した日付、判断した人、使った資料を残すことが大切です。金額が大きいものは、経理だけで完結させず、役員や税理士との確認記録も保存します。

また、同じ論点でも会計処理、法人税、消費税、地方税で見方が分かれる場合があります。仕訳を入力した段階で終わらせず、申告書作成時にもう一度確認する流れを作るとミスを減らせます。

赤字決算でも必要な申告と納税

赤字決算の「赤字決算でも必要な申告と納税」を整理した図解

赤字でも法人税申告書の提出は重要です。欠損金を翌期以降に使うためにも、赤字期の申告を適切に行います。

また、消費税、源泉所得税、法人住民税の均等割など、赤字でも確認が必要な税目があります。会社の状況に応じて納税有無を確認しましょう。

税目赤字時の確認注意点
法人税課税所得の有無を確認税務調整で所得が出る場合あり
消費税課税事業者か確認赤字でも納税が出る場合あり
源泉所得税給与等の源泉税を確認損益と別に納付管理
法人住民税均等割を確認自治体ごとの扱いを確認

赤字決算は、制度を知っているかどうかだけでなく、期限と資料管理で差が出ます。決算前に一覧表を作り、誰が見ても残高や手続状況が分かるようにしましょう。

制度名が同じでも、会社規模、申告状況、過年度の処理によって結論が変わることがあります。毎期同じ処理を続けている場合でも、決算前に要件を再確認しましょう。

過年度に似た処理をしている場合は、その資料も並べて確認します。処理方針が変わるときは、なぜ変わったのかを説明できるようにしておくと、税務調査での説明がしやすくなります。

赤字決算と繰越欠損金の関係

赤字決算の「赤字決算と繰越欠損金の関係」を整理した図解

赤字決算で税務上の欠損金が生じた場合、要件を満たせば翌期以降の黒字と通算できる可能性があります。これが繰越欠損金です。

青色申告、申告継続、控除期間、控除限度額を確認し、赤字期の申告書と欠損金明細を保存します。

青色申告、申告継続、控除期間、控除限度額を確認し、赤字期の申告書と欠損金明細を保存します。

出典: 国税庁 No.5762 青色申告書を提出した事業年度の欠損金の繰越控除

処理を急ぐ場合でも、税額だけを先に見ないことが大切です。資金繰り、銀行説明、翌期以降の利益計画まで含めて考えると、判断のズレを防ぎやすくなります。

数字の計算だけでなく、なぜその処理を選んだのかを説明できる資料が必要です。比較表、稟議、申告書の控えをまとめて保存しておくと、後日の確認がスムーズです。

試算段階では、複数のパターンを作ることも有効です。制度を使う場合、使わない場合、翌期へ回す場合を並べると、税額だけでなく資金繰りへの影響も見えます。

決算前に、欠損金・赤字決算・貸倒処理をまとめて確認しませんか

赤字決算は、申告期限と資料管理で結果が変わることがあります。早めに論点を整理しましょう。

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赤字決算で見直す資金繰り

赤字決算の「赤字決算で見直す資金繰り」を整理した図解

赤字決算では、税務だけでなく資金繰りの見直しが重要です。損益が赤字でも手元資金がある場合もあれば、黒字でも資金ショートする場合があります。

入金予定、支払予定、借入返済、固定費、在庫、税金・社会保険料を資金繰り表にまとめ、銀行説明にも使える資料を整えます。

  • 月次の資金繰り表を作る
  • 固定費と変動費を分ける
  • 借入返済と納税予定を入れる
  • 銀行向けの説明資料を準備する
  • 翌期の改善計画を作る

過年度の申告書や帳簿が不足していると、制度を使う段階で確認に時間がかかります。赤字や欠損金が出た期ほど、資料を丁寧に残しましょう。

期限管理も重要です。申告期限、請求期限、保存期間、欠損金の利用期限がずれることがあるため、カレンダーと管理表の両方でチェックする運用が向いています。

期限が近づいてから資料を集めると、請求書、申告書控え、承認申請書、議事録などが不足しがちです。月次決算の段階から不足資料を洗い出しておきましょう。

ここまでの内容を、御社の数字に当てはめて確認しませんか

赤字決算は、利益の水準・資金繰り・実行時期によって最適な判断が変わります。決算書と今期の見込みをもとに、適用できる制度と手続きの流れを具体的にご案内します。

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赤字決算で使える税務上の制度

赤字決算の「赤字決算で使える税務上の制度」を整理した図解

赤字決算では、繰越欠損金、欠損金の繰戻還付、減価償却、税額控除、消費税の確認など、複数の制度を確認します。

制度が使えるかどうかは、青色申告、法人区分、申告期限、対象資産、税目などで変わります。使える制度を一覧化して確認しましょう。

制度が使えるかどうかは、青色申告、法人区分、申告期限、対象資産、税目などで変わります。使える制度を一覧化して確認しましょう。

出典: 国税庁 No.5763 欠損金の繰戻しによる還付

会計上の赤字、税務上の欠損金、資金繰り上の不足は似ていますが別物です。どの問題を解決したいのかを分けると、選ぶ制度や処理が明確になります。

赤字や欠損金が出た期は、金融機関や株主への説明も必要になりやすい時期です。税務処理だけでなく、赤字の原因、改善策、資金繰り見通しを同じ資料で説明できるようにします。

金融機関へ説明する場合は、税務上の欠損金と資金繰り上の不足を混同しない資料が必要です。損益、資金収支、納税予定を分けて示すと、説明の精度が上がります。

役員報酬・交際費・減価償却の注意点

赤字決算の「役員報酬・交際費・減価償却の注意点」を整理した図解

赤字だからといって、役員報酬や交際費、減価償却を自由に調整できるわけではありません。損金算入要件や会計処理の継続性を確認します。

決算直前の処理は、税務調査で理由を聞かれやすい部分です。変更理由、契約書、議事録、計算根拠を残します。

項目注意点資料
役員報酬定期同額給与などの要件議事録、支給資料
交際費事業関連性と記録領収書、参加者、目的
減価償却償却方法と事業供用固定資産台帳、契約書

制度の適用可否は、会社規模、青色申告、申告期限、組織再編、株主変更などで変わることがあります。大きな取引や決算前の判断は、個別に確認しましょう。

税務調査では、結論そのものよりも判断過程を見られることがあります。過年度資料、取引資料、社内決裁、専門家への相談記録をそろえておくと、処理の妥当性を説明しやすくなります。

社内で判断する場合も、チェック担当者と承認担当者を分けておくと安心です。金額が大きいものや制度適用に迷うものは、決算前に専門家へ確認する時間を確保しましょう。

決算前に、欠損金・赤字決算・貸倒処理をまとめて確認しませんか

赤字決算は、申告期限と資料管理で結果が変わることがあります。早めに論点を整理しましょう。

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赤字決算前のチェックリスト

赤字決算の「赤字決算前のチェックリスト」を整理した図解

赤字決算前には、赤字原因、資金繰り、欠損金、税目確認、銀行説明、翌期計画をまとめて確認します。

赤字の原因が一時的か構造的かを分けると、税務処理だけでなく経営改善の打ち手も見えやすくなります。

  • 赤字原因を売上・粗利・固定費に分ける
  • 資金繰り表を更新する
  • 繰越欠損金と繰戻還付を確認する
  • 赤字でも必要な税目を確認する
  • 銀行説明と翌期計画を準備する

翌期以降に一部回収や利益計画の変更があった場合、欠損金や赤字決算の見方も変わります。決算後も残高と期限を更新し続ける運用が大切です。

翌期の申告で使う情報は、当期決算の時点で整理しておく方が安全です。残高表やチェックリストを更新し、次回決算で何を確認するかまでメモしておきましょう。

最終的には、制度を使うこと自体よりも、要件を満たしていることを説明できる状態が重要です。翌期以降の申告で使う予定の数字は、申告後も更新できる管理表に残します。

赤字決算で迷ったら、実行前にご相談ください

要件の確認漏れや期限切れは、後からでは取り返せません。決算日を迎える前に論点を洗い出しておけば、選べる打ち手が広がります。ご相談は無料です。

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赤字決算に関するFAQ

赤字決算の「赤字決算に関するFAQ」を整理した図解

赤字決算でよくある疑問を、決算実務と法人税申告の観点から整理します。

赤字決算とは何ですか?

会計上、費用が収益を上回り損失が出た状態で決算を行うことです。

赤字でも申告は必要ですか?

必要です。欠損金管理や税務手続のためにも、適切に申告します。

赤字なら税金はかかりませんか?

法人税は課税所得で判断します。消費税、源泉所得税、法人住民税の均等割などは別途確認が必要です。

繰越欠損金は使えますか?

青色申告や申告継続などの要件を満たす場合に検討できます。

繰戻還付は使えますか?

前期に法人税を納め、当期に欠損金が出た場合など、要件を満たす場合に検討します。

資金繰りは何を確認しますか?

入金予定、支払予定、借入返済、納税、固定費、翌期計画を確認します。

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