「顧客獲得を促進したいけれど、従来のWEB広告手法では伸び悩んでいる」
「ウェブ広告が大事なのはわかるけれど、どのような手を打てばいいかわからない」
というお悩みをお持ちの方に、今回はウェブ広告の中で、検索エンジンを利用したリスティング広告のやり方とポイントをご紹介します。
株式会社ディライトソリューションズでは、他社のサイトをリマケできる新WEB広告手法「ライバルマーケティング広告」サービスを展開しています。
競合サイトのURLを指定していただくことで、見込み客を自社サイトに誘導することが可能。広告費をおさえながらCVアップが狙えます。
もし、
- 広告予算に余裕がない
- 競合サイトの集客力が強くて、自社商材のPRがうまくいかない
- 他の広告手法を使ってみたけれど、いまいち成果が出ていない
とお考えでしたら、弊社までお問い合わせください。
それぞれのお悩み解消に効果てきめんな「ライバルマーケティング広告」の詳しいご説明をさせていただきます。
目次
1.リスティング広告の基本
詳細な説明を始める前にリスティング広告とは何か、ご紹介します。
リスティング広告とは、GoogleやYahoo!で検索した際に、設定した検索ワードによって表示の有無が決まる広告のことです。
例えば、「PCR、自宅」などで検索した際に、下記のように詳細説明の前に【広告】と表示されている企業が、この検索ワードでリスティング広告を行っているということです。
(1)費用
リスティング広告はクリック課金型で、費用は1クリック毎に発生します。表示するだけなら費用はかかりません。表示されるのは検索ページの上位と下位部分、2ページ目以降にも同様に表示できます。中小企業の平均的な相場は10万円~100万円/月です。1クリック単価は業界によってかなり幅があります。クリック単価が高い方が広告を上位に表示させることができます。
単価を決める際は、Googleキーワードプランナーを使って検索ワードの金額相場を調べたり、広告から得られる利益から全体の予算を決めたりしてから行うのが一般的です。
後ほど詳しく説明します。
(2)効果
設定した検索ワードが適切であれば、ニーズを持った顧客に直接的にアプローチすることが可能です。
経験がある方もいらっしゃるかもしれませんが、いくら自社ウェブサイトを充実させていても、それを顧客に見てもらわなければ意味がありません。一般的なSEO対策と比べると、検索ページの上位に表示されることでクリック数が自然と上がるので、早期に効果が得られやすいという特徴があります。
また、自社サイトだけでなく、宣伝用のLPに誘導もできます。広告の表示形式や文章なども簡単にカスタマイズできるので、実施、検証して結果に合わせて内容を変更していくことができます。
(3)メリット・デメリット
①メリット
リスティング広告の主なメリットは、以下の2点です。
- 配信/停止などのコントロールが簡単
リスティング広告の料金形態は、クリック課金型です。一定期間の広告枠を購入する期間保証型広告とは異なり、すぐに始められますし、簡単にやめられます。
また、リアルタイムで広告表示状況が確認できるので、1日だけ、あるいは1時間だけ単価を増額させる、より効果の高い設定ワードに変更するなども臨機応変に行えます。
- 即効性が高い
広告を始めたその日から利益が得られることも珍しくはありません。なぜなら、指定した検索ワードで狙ったターゲット層に効果的にアプローチできるからです。それ以外では表示されないので、他のウェブ広告のように意図しない配信先に表示してしまうことを避けられます。
②デメリット
逆にデメリットは次の点です。
- 自由度が高い分、運用には分析が必要
最初からうまく利益につなげることができれば問題ありませんが、競合との単価競争やクリック後のページ滞在時間など、ある程度の時間と予算を設けて効果を検証する必要があります。表示順位は、「単価×品質スコア=広告ランク」で決定します。品質スコアというのはクリック率、検索ワードとの関連性やページのユーザビリティをAIが判断して10段階で評価します。
- 認知の拡大には不向き
検索ワードによる表示設定のため、潜在的なニーズを持つ顧客や新しいビジネスの認知をあげるためのアプローチには向いていません。
2.リスティング広告の運用3ステップ
では、次に、リスティング広告のやり方をご紹介しましょう。方法はさまざまですが、大まかにわけると手順は3つあります。
ステップ1.ターゲット設定とリサーチ
特徴の項目でご説明したように、リスティング広告では、検索ワードの設定が重要です。まずは、届けたい顧客を具体的に設定した上で、そのユーザーが検索しそうなワードをいくつかピックアップします。
リスティング広告のワード設定方法には、以下の4つがあります。
- 完全一致
- フレーズ一致
- 絞り込み部分一致
- 部分一致
(※フレーズ一致と絞り込み部分一致については、2021年2月と2021年7月に仕様変更があります。詳しくはGoogle広告のヘルプページ『フレーズ一致と絞り込み部分一致の変更について』をご確認ください)
①完全一致
完全一致はブランド名や商品名などの指名性の高いワードに適しています。完全一致の場合、表記ゆれ(カタカナや漢字間違いなど)には対応していますが、設定したワード以外の言葉が前後に含まれる場合は、表示されません。
②フレーズ一致
フレーズ一致は、同じ語順の検索ワードで広告を出したいときに有効です。同じ検索ワードでも順番が違う場合、表示されません。
③絞り込み部分一致
絞り込み部分一致は、語順は関係ありませんが、設定したワードが全て検索された場合に表示されます。複数ワードがある場合、その全てです。この設定が広すぎず狭すぎないため、リスティング広告初期に適していると考えられます。
④部分一致
部分一致は語順が関係なく、設定したいずれかのワードが一致すれば広告が表示されます。新しく関連性の高いキーワードを検証したいときに有効な設定です。
リスティング広告のワード設定では、この4つの設定を踏まえながら検索ワードを決めます。
また、これは予算設定にもつながる話なのですが、Googleキーワードプランナーで検討している検索ワードを調べてみましょう。
その検索ワードのクリック数、表示回数、費用、クリック率、クリック単価といった、検索ワードを決める上で重要な情報が得られます。始めるにあたっては、ぜひ活用してみてください。
ステップ2.予算設定
予算を設定するときは、Googleキーワードプランナー以外にYahoo!広告の費用情報も参考にしながら、1件の成果を得るためにかけられる広告費を算出してみましょう。
たとえば、1件の成果によって10万円の売上が得られ、5万円の利益が得られるとします。その5万円のうち、何パーセントを広告費にするかによって、1件あたりにかけられる予算が決まります。
そして、全体でどのくらいのクリック数を目指すかということを決めれば、1件あたりの予算×目標クリック数で全体の予算が算出されます。
リスティング広告には下限の設定がないため、始める前に撤退上限の設定を行っておくと安心して始められるでしょう。予算○○円で○○円分の利益につながらなければ一度リスティング広告を見直す、といった具合です。
リスティング広告は柔軟に設定を変えられる手法なので、必ずしも最初に全てをきっちり決める必要はありません。まずは低予算で始めてみて、そこで得られた情報をもとに予算やクリック単価を上げていく方法もおすすめです。
ステップ3.分析
どんな広告手法にも言えることですが、広告を用いるときは、打ちっぱなしにしてはいけません。運用を始めたら、定期的に実績を追いましょう。
たとえ低予算でも一定期間リスティング広告を行った際に得られる情報は、顧客のことを知る大切なものです。そこから販売戦略を立てたり、商品開発につなげたりもできるでしょう。
また、目標数値に達成できていない場合は原因を探り、改善策を練ることが大切です。
特に、実際にキーワードで検索をしてみて、自社の広告が何番目に表示されているのかは忘れずにチェックしましょう。競合よりも表示順位が低ければ、クリック率も下がりやすくなります。
表示順位は、品質スコアと呼ばれる評価によって決まるため、順位を上げたい場合は品質スコアを上げる必要があります。広告文のブラッシュアップや不要な検索ワードの削除、アイキャッチでページの見やすさや分かりやすさを見直すなどをしてみましょう。
なお、リスティング広告の分析に関しては、プロの手を借りることも有効な方法です。
3.リスティング広告が適している企業、適していない企業
ここまでリスティング広告の特徴と運用について述べてきました。最後に、リスティング広告がどのような企業に適しているのかご紹介します。。
(1)適している企業
適しているのは、検索される回数が多く、利益率が高い商品やサービスを提供している企業です。
【例】
- 不動産、リフォームなど客単価が高く、利益率も高い
- ヨガやジム、健康食品など、単価は低くてもリピートが見込める
- 観光や特産品など知名度や商品の優位性がある
- バレンタインやお中元など期間限定で検索率が上がるもの
上記の中でも、ウェブ上で購入や予約などができるサービスを展開している企業は、より適しています。
また、すでに知名度がある商材を取り扱っていて、かつ他社と比べたときに、圧倒的な価格差、性能などの特徴がある場合も向いているでしょう。人には相談しにくいこと、ダイエットや育毛/脱毛などのネガティブコンプレックスに関わるサービスを提供している企業にもおすすめです。
(2)適していない企業
逆に適していないのは、知名度が低く、利益率の低い商品やサービスを扱っている企業です。
【例】
- 100円ショップや文房具、書籍などどこで購入しても同じであるようなもの
- 知られていない新しい商品やサービス
- ウェブ上で完結せず、レストランなど現地に来てもらうことを目的とする
目的が実地での集客や認知活動の場合、リスティング広告よりも、ディスプレイ広告や動画広告など別のウェブ広告の方が適しているといえるでしょう。
例外やここには載せきれていない事例もあるので、あくまで参考程度としてください。
4.まとめ
今回は、ウェブ広告の中でも気軽に低予算ではじめられるリスティング広告について紹介しました。
リスティング広告を打つときは、自社がどんな目的でどんなターゲットに何を宣伝したいか、はっきりさせておくのが大切です。
株式会社ディライトソリューションズではライバルマーケティング広告という新しいウェブ広告の手法を提案しております。この手法を用いれば、リスティング広告よりも簡単に、サービスに関心のあるユーザーに広告を配信できます。
もし、広告手法や実際にやってみたけど、ライバル・競合他社に勝てずうまくいっていないというような悩みがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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