ソーシャルマーケティングの基本 定義やCSRとの違い、事例を紹介

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ソーシャルマーケティングとは、1980年代にアメリカの経営学者であるコトラーが提唱した概念です。ソーシャルメディアマーケティングに似ていますが、こちらはSNSを使ったマーケティングであり、異なります。

この記事では、ソーシャルマーケティングの基本的な部分として、メリットやCSRとの違い、メディアついてご紹介します。

株式会社ディライトソリューションズでは、他社のサイトをリマケできる新Web広告手法ライバルマーケティング広告(ライバルターゲティング広告)を展開しています。

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1.ソーシャルマーケティングとは

まずは基本を整理し、似たような言葉との違いを確認しましょう。

(1)特徴

ソーシャルマーケティングとは、社会的に良しとされている理念や課題解決活動を行うことで、企業や団体の認知を高め、共感してもらうマーケティング手法です。売上や利益目的ではなく、社会課題に対する企業のアプローチを顧客に知ってもらうことでイメージアップを図ります。具体的な活動例としては、会社周辺の地域の清掃活動や災害時のボランティアなどがあります。

(2)メリットと適している企業

ソーシャルマーケティングを行うメリットは、3つあります。メリットごとに適している企業も紹介します。

①他社との差別化

競合他社が多い場合、商品・サービスの特徴を洗い出して上手くPRしたとしても、顧客から選ばれるのは厳しい戦いです。そんなときにソーシャルマーケティングの視点で、企業の社会貢献度をアピールしたり、環境へ配慮した製品にしたりすることで、全く違う切り口で顧客から選ばれる理由をつくれます。

競合他社が多い業界、化粧品や教育、日用雑貨などの企業に適しています。

②投資家や世間からの信頼度アップ

ソーシャルマーケティングを行うことで、社会的な影響力が積み重ねられ、社会的意義を重要視する投資家から支持される可能性が高くなります。また、会社内での不祥事などが起きた場合に、日頃の良好なイメージによる信頼の担保があれば、そこまで大きな問題になったり、後に引きずるのを最小限に抑えられます。

大手企業ではない、中小企業やこれから事業を始める会社など、認知度と信頼度を上げるのに適しています。

③社員のモチベーションアップ

会社では分業制で普段の仕事の中で、直接顧客と関わることがなく、自分が会社の役に立っているという実感が得られにくい部署の人もいます。企業全体で社会的に意義のある活動を行うことで、自社への誇りが持てたり、実際に活動に参加して充足感を得られたり、社員のモチベーションアップにつながります。これはとくに普段世間に知られにくい商品やサービスを提供しているBtoBの企業に適しています。

(3)ソーシャルマーケティングとCRMの違い

ソーシャルマーケティングと同じように使われるCRM(Cause-Related Marketin)があります。CRMとは、自社の提供する商品やサービスを積極的に社会活動に結びつける取組のことです。たとえば、売上の何パーセントかを寄付するという方法で、企業利益と社会貢献がセットになったものです。一方、ソーシャルマーケティングはボランティアなど利益と直接関係ない活動のことです。

ソーシャルマーケティングの持続可能性を考慮して生まれたCRMですが、この2つの目的は同じであるため、CRMをソーシャルマーケティングに含むという考え方もあります。

(4)ソーシャルマーケティングとCSRとの違い

企業に勤めていらっしゃる方であれば、CSR(Corporate Social Responsibility)は馴染みのある言葉でしょう。CSRとは、企業の社会的責任という意味であり、企業には社会をよりよくするための役割を担う義務があるということです。あくまでも企業の営利活動の中で、顧客や取引先との関係性や、社会が持続的に発展させていくために、会社として何ができるかを考えます。具体的な社会課題に携わらなくても、事業を存続させ、税金を納めることもCSRの一つであるといえます。

ソーシャルマーケティングは利益に関係ない社会活動を通して、認知度アップやブランディングを目的にしているため、CSRとは異なっています。

2.成功事例

実際にどんなソーシャルマーケティングがあるのか、事例をご紹介します。ソーシャルマーケティングは①環境問題、②災害支援、③国際問題、④教育が共感を呼びやすいため、この分野の事例を集めました。

(1)環境問題:株式会社リブラン

株式会社リブランは不動産仲介の会社であり、民間企業で環境共生型住宅を販売した第一号です。住空間の快適さを考え、エアコンを使わずに生活できる「緑のカーテン」を普及しました。当初はいいイメージを持たれていなかった緑のカーテンですが、小学校やマンションとのタイアップで食育やコミュニティ作りなどに力を入れ、今では高評価になっています。緑のカーテンを行うことによって、暮らしの快適さを上げつつ、エアコンの稼働率を従来の0.005%でき、CO2削減に寄与しています。

参考:

CW3_A5045A01.indd (tokyo-cci.or.jp)

(2)被災地支援:キリン「絆プロジェクト」

飲料メーカーのキリンが2011年の東日本大震災をきっかけに行っている復興支援「絆プロジェクト」。震災から5年間は実際現地に赴いてのボランティアや一次産業の復興支援が多かったのですが、だんだんと地域の新たな魅力をPRして地域に人を呼ぶ工夫などを支援するようになっています。震災後10年以上に渡り継続することで、世間からの信頼を獲得しています。

参考:

東日本大震災 復興支援 | 復興応援 キリン絆プロジェクト | キリンホールディングス (kirinholdings.com)

(3)社会課題:LUSH「ラッシュ・ショーケース」

世界各国でオーガニックコスメの製造・販売を行うLUSHが主催する「ラッシュ・ショーケース」は、時事テーマを取り上げるイベントです。同社の製品の特徴として、製造プロセスの中で一切の動物実験を行っていないことがありますが、近年は社員教育も兼ねつつ様々な社会課題について知ってもらう機会として、「ラッシュ・ショーケース」をイギリスで開催しています。このような強いこだわりや想いは他社との差別化につながっています。

参考:

「創立者の信念を継承し伝える」LUSHジャパン:Social Good な企業とその取り組み #34|コラム|メンバーズ (members.co.jp)

3.ソーシャルマーケティングのコツと注意点

ソーシャルマーケティングを行う上でうまくいかせるためのコツと注意点は、次の3点です。

(1)利益活動とのバランス

ソーシャルマーケティングは基本的に無利益の活動です。本業のビジネスとの予算や時間配分のバランスを考えて、無理のない範囲で行うようにします。自然災害などの緊急時にはどれだけ早く対応できるかが企業イメージにおいて大切ではありますが、混乱の中で安全性が確認できないこともあるでしょう。災害支援を行う場合は、普段から緊急時の指令系統を確認しておくなどの準備があるとよいです。

(2)分野選定

ソーシャルマーケティングをどの分野で行うかは重要です。事業と関係がある分野で行うのか、全く違う分野で行うのかによってもどんな内容でどうPRするかが変わってきます。決める際のポイントは、ストーリーが作れるかどうかです。どうしてその社会課題に取り組んでいるのか、どういう未来を実現したいのかが一連のストーリーとして語られることで、社会や顧客、投資家からの共感が得られやすくなります。

(3)継続性の担保

この手法は効果を得るためには、継続していくことが大事です。一回のソーシャルマーケティングでは、ブランディングも図れません。規模は小さくてもいいので、継続的に行える内容を選びましょう。継続していけばメディアに取り上げられたり、協力者・協力企業が出てきたりして、影響力が増し、良いイメージが定着します。

4.Web広告を検討中なら株式会社ディライトソリューションズまでご相談ください

長期的な目線で企業をブランディングしていくのに、ソーシャルマーケティングは適しています。比較的業績が安定しているときであれば、始めやすい手法です。もし、もう少し短期で成果を得たい場合や現在伸び悩んでいて新しい手法をお探しの場合には、他社ではおこなっていないWeb広告がおすすめです。

株式会社ディライトソリューションズでは、新Web広告手法ライバルマーケティング広告(ライバルマーケティング広告)を提供しています。

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